着生させろっ!
「着生植物」って言うぐらいだから着生させるのが吉です.
着生植物は普通「素焼鉢+水苔」が基本である.
でもせっかく着生する性質があるのだから着けて楽しみましょう.
着生した姿から花が咲くととてもワイルドでいいです.

着生できる植物
着生ラン、チランジア、ビカクシダなど一般に着生植物として分類されているもの.
但し着生植物といってもその程度は一定ではなく、着生する性質の強弱がある.
葉が多肉化していたり、貯水器官を持つものなどで乾燥に強いものは着生する性質も強いようである.
またランの場合、交配種は着生性が弱いものがいるので原種がオススメ

着生させる素材集
着生させる素材は主に次のものがある.
ヘゴ棒・・・四角形棒状のモノ.¥300〜
ヘゴ板・・・長方形板状のモノ.¥800くらい〜
このへん でも売ってるみたいです。
コルク・・・様々なサイズ.¥500〜
ヘゴはどこでも売ってます.
板は高いのでヘゴ棒を並べて板状にすると安上がり.
コルクはランに力を入れている園芸店や、
東急ハンズなんかで売っています。
うちでは「コルクポット」なるプランター状に加工されたのを
買ってきて解体して使ってます(安上がり).

着生させる時期
植物が生長期に入る前、つまり春先がいいです.

着生させるコツ
基本的に素材に釣り糸などで括り付けるだけである.
着生を助けるために根元に少量のミズゴケをおいておくと術後の経過が良い.
(チランジアはミズゴケ不要.過湿になるから).
1年もすれば根を張ってくっついてくれるので糸を外しても良い.

水遣り
やっぱり乾くので頻繁な水遣りが吉.空中湿度も高めが良い.
毎日潅水が基本です.
といっても元々乾燥に強い植物たちなので休眠期の乾燥には強かったりする.
水遣りしなかったとしても簡単に枯れないのがいいトコロ.
たまに「ソーキング」してやるのも良いみたいです.


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