多肉植物の本棚(和書)
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書名解説
2300種 カラー図鑑 世界の多肉植物
著者:佐藤 勉
出版社:誠文堂新光社
出版年:2004
定価:\5,040
「原色サボテン事典」の多肉植物版とも言うべき佐藤 勉氏の強烈な写真集。 とにかく写真を目〜いっぱい詰め込むことを目的とした(と思われる)多肉専門写真集。 オールカラー2300種掲載は現行では世界一では!?掲載内容はやや小さめの写真、学名、園芸名、原産地および簡単なコメント。 必要最低限の情報だが写真集ならこれで十分。マニアックな種も非常に多く掲載。 科・属名・学名のアルファベット順の掲載、園芸名・学名索引と使いやすさもぬかりなし。 写真を見ながら同定していくのに非常に強力なツールであるのはもちろん、 他の分野の園芸家に見せれば多肉ワールド(多肉沼?)に洗脳することの出来る悪魔のツールでもある。

当然比較対象となってくるのは同年3月発行の、国際多肉植物協会「多肉植物写真集」。 書籍の大きさからカバーの色(?)、掲載内容まで非常に似通っている。
「世界の多肉植物」の勝っている点
・掲載種が多い(約2300種>約1300種)
・写真サイズがほぼ揃っており、整然と並んでいるので見やすい。

「多肉植物写真集」の勝っている点
・写真のクオリティが非常に高い。
(「世界の多肉植物」では疑問符の付く写真が少しある)

写真充実度☆☆☆☆☆
マニアック度☆☆☆☆☆
コストパフォーマンス☆☆☆☆

多肉植物写真集
著者:国際多肉植物協会
出版社:
出版年:2004

ハードカバー版
定価:\6,000
ソフトカバー版
定価:\5,000

国際多肉植物協会(I.S.I.J)発行の新刊写真集。写真総数1260におよぶ強烈な多肉オンリーの写真集。
ようやく手に入れました。まずなんと言いましょうか・・・悶絶ですね。写真の質・量が申し分ないのはもちろん、被写体の肉達のクオリティがまた高いッス!大概の肉は知ってるつもりでしたが未見の種(新種なんですかねぇ?)も多数掲載されててオドロキ。自生地写真はやや抑え目で作りこまれた栽培品がメイン。また園芸種も抑え目で原種中心。この辺がツボですねぇ〜。テキストは写真集という事で学名や自生地など簡潔なもの。掲載順が科・グループ順、属ごとになっているのがまた分かりやすい。今までなかったイチバン分かり易い掲載順。なんで今までなかったんでしょ?
Succulents The Illustrated Dictionaryあたりにグッとキテるヒト(?)は買わないと損します(断言)!この値段でもコストパフォーマンスは非常に高いですよ。
栽培に関して述べられていないので初心者向けと言うより中級者以上向けでしょうか?もちろん初心者でも見ているだけでも溜息の出るような楽しさです。
256p.
ソフトカバー版は一般書籍扱いでないため楽天市場の販売店舗へのリンクとなります。
写真充実度☆☆☆☆☆
マニアック度☆☆☆☆☆
コストパフォーマンス☆☆☆☆
ポケット事典 サボテン・多肉植物
著者:平尾博,児玉永吉
出版社:NHK出版
出版年:1999
定価:\2,800
サボテン約500種、多肉約500種をカラー写真で掲載。現在手に入る多肉本の中では写真数、内容から考えて最高レベルの書と言えるだろう。和書には珍しく学名併記がある。「ポケット図鑑」と言う形式にしたためやや写真が小さい。掲載順も日本的な「みどころ」「楽しみ方」などの分類なので検索しずらい。せめて洋書のように属名のアルファベット順にして欲しい。やや欠点はあるものの、和書でとりあえず一冊持つとすればこの本をオススメする。ソフトカバー382p.
写真充実度☆☆☆☆
マニアック度☆☆☆
コストパフォーマンス☆☆☆
新しい都市緑化/ガーデニング素材 多肉植物
著者:飯島健太郎,近藤 三雄
出版社:ソフトサイエンス社
出版年:1999
定価:\8,500
グランドカバーなどの緑化植物としての多肉植物の可能性を扱った本であり、一般向きではない。セダム等で法面緑化や屋上緑化などの事業を行っている企業には非常に強力な武器となるであろう。強くオススメする。掲載している植物自体は手に入り易い一般種なので応用もしやすい。マニアックな種を期待していた方は肩透かしを食らうだろう。ただし露地栽培するための耐寒性、耐乾性、耐陰性などのデータを扱っており、戸外で「多肉ガーデン」を作ろうと考えている方(斯く言う私もその一人ですが^^;)にはなかなか読み応えのある本であろう。ハードカバー161p .
写真充実度☆☆☆
マニアック度☆☆
コストパフォーマンス☆☆
原色サボテン事典
著者:日本カクタス企画社
出版社:日本カクタス企画社
出版年:2000
定価:\9,500
柱サボテンから葦サボテンまで約3000枚のカラー写真を整然と収録する恐ろしく情報量の多い写真集。記載は学名、園芸名、簡単な記載のみ。属ごとに並んでおり検索しやすく、また見やすい。高価だが内容は充実している。現行のサボテン図鑑として最高峰だ。
写真充実度☆☆☆☆☆
マニアック度☆☆
コストパフォーマンス☆☆☆
花づくり園芸図鑑 サボテン・多肉植物
著者:中西 康雄
出版社:小学館
出版年:1999
定価:\1,400
出回る季節別に分類した約330種のサボテン・多肉植物を掲載。小型の図鑑ながら学名併記あり。いかんせん掲載数が少ないので初心者には十分であるがマニアはやや不満を持つかも知れない。
ソフトカバー142p
写真充実度☆☆☆
マニアック度☆☆
コストパフォーマンス☆☆
ワンダフルプランツブック2
著者:山本順三,藤川史夫
出版社:メディアファクトリー
出版年:1998
定価:\2,200
肉や食虫、チランジアまで扱う私の趣味と異様にマッチする本なのだがどうやら絶版になってしまったようである。ちなみに第一巻は観葉植物編.160p
絶版本を投票で復刊!
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写真充実度☆☆
マニアック度☆☆☆
コストパフォーマンス☆☆
カラーブックス・多肉植物
著者: 中西 康雄
出版社:保育社
出版年:1985
定価:\700
おなじみ「カラーブックス」シリーズの多肉植物編。写真は思ったほど多くないが、トピック的になかなか面白い種が載っている。後半は栽培に関して記述しているので初心者には役立つであろう。なにぶん版が古いので記述がやや古臭い気がする。
文庫本151p
写真充実度☆☆
マニアック度
コストパフォーマンス☆☆☆
多肉植物―ユニークな形と色を楽しむ
著者:
出版社:NHK出版
出版年:2001
定価:\1,300
ベンケイソウ科を中心とした多肉植物のディスプレイ法。寄せ植えやハンギング、多肉植物の特性を生かしたハンギングタブローや色彩豊かなタペストリーガーデンまで。美しく色づいた多肉植物たちにウットリさせられる。後半は簡単な多肉植物図鑑になっている。 ソフトカバー127p
写真充実度
マニアック度
コストパフォーマンス
サボテン大好き―サボテン&多肉植物
著者:飯島 健太郎
出版社:講談社
出版年:2002
定価:\1,400
魅力あふれるキレイでかわいいサボテン・多肉植物の写真を掲載。ただ、それだけで終わっている感がある。掲載数も少なく個別の管理法も詳しく載っていないので栽培書としては役に立たない。サボテンや多肉植物のディープな世界のほんの「サワリ」の部分を簡単に理解する程度には使えよう。
ソフトカバー95p.
写真充実度☆☆☆
マニアック度☆☆☆
コストパフォーマンス☆☆
サボテン&多肉植物 NHK趣味の園芸 新園芸相談
著者:
出版社NHK出版:
出版年:1992
定価:\1,359
掲載種が少なくQ&A形式を取っているため、総合的な園芸書としては使い難い。Q&A自体は基本的な管理に役立つ情報を集約している。栽培にクセのある種に関しては最低限説明してあるので栽培の目安に使えよう。なぜか一般種より手に入り難いマニアックな種が多く掲載されている。
単行本:151p.
写真充実度☆☆
マニアック度☆☆☆
コストパフォーマンス☆☆☆
百科 サボテン・多肉植物―育て方と楽しみ方
著者:長田 清一
出版社:ひかりのくに
出版年:1994
定価:\1,280
ソフトカバー112p.
写真充実度
マニアック度
コストパフォーマンス
多肉植物で楽しむタペストリーガーデン
著者:奥 峰子
出版社:家の光協会
出版年:1999
定価:\1,800

写真充実度
マニアック度
コストパフォーマンス
ポケット図鑑 サボテン・多肉植物
著者:小林 浩
出版社:成美堂出版
出版年:1996
定価:\1,262
ポケット版にサボテン・多肉植物600種弱の写真を収録した小林浩氏の名著。今までの書籍にないほど幅広い属が掲載され、サボ・多肉の魅力、特に多肉植物に関して十二分に堪能できる。残念ながら現在絶版になっているようである。是非復刊して欲しい。
ソフトカバー:415p.
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写真充実度☆☆☆☆
マニアック度☆☆☆☆
コストパフォーマンス☆☆☆☆☆
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