食虫植物の育て方〜中級編

初めのページに書いてることを実行すれば簡単に枯れることはありません. が、もっと知りたい方に[中級編]としても〜ちょっと詳しく解説します.
・光はたっぷり!
・腰水のテクニック!
・水にこだわる!
・鉢の掟破り!

光はたっぷり!
食虫植物は周りに背の高い植物のない開けた湿地などに生えています. そのため基本的に日光をガンガンに受けるのを好みます. それを室内の半日陰などに置くとはてしなく間伸びした恐ろしい姿になってしまいます. というわけでしっかり光に当てましょう(腰水の蒸発注意!). と、書いたがぢつわ一概にそ〜とも言えません. 高山性のものやハエトリソウなんかは特に盛夏は戸外の半日陰がいいみたいです. 植物の様子を見ながら[戸外の日当たり]←→[戸外の半日陰]を移動させて その植物が健康に生長するところを見極めてください(すべての植物に言えることですが・・・).

腰水のテクニック!
「腰水が蒸発してるのに気づかないで枯れちゃった」と言う話がよくある. 容量の少ない皿で日当たりのいい所に置いておくと1日で水がなくなってしまうこともある. それを防ぐには次の手段! ・毎日潅水! ・おっきいの! ・フタをする! ・毎日潅水・・・文字通り毎日水遣り.新鮮な水がイチバンです.でもめんどくさい〜・・・ ・おっきいの・・・大きい容器に腰水します.少々蒸発しても大丈夫! ・フタをする・・・底面潅水の様な感じで鉢にジャストフィットするものをつける. うちのハエトリソウは100円ショップで買ってきた洗面器(9号鉢くらい)にピッタシ. 1ヶ月は水遣り不要です(ちょうどいいのを見つけるのは大変ですけど).

水にこだわる!
腰水を溜めっぱなしだと水が腐ってきたりボウフラが沸いたりします. 大きい容器の場合はメダカや金魚なんかを入れておけば大丈夫です. が、魚を入れると同時に水の富栄養化も招いてしまいます. 「弱酸性の貧栄養の水」が好みですから定期的に水を替えることが必要です. また水草や浮き草を入れるのも肥料分吸収に効果的です. 見た目にも「なちゅらる〜」でいい感じ.

・鉢の掟破り!
なんといっても腰水はめんどくさいです.そんな人にオススメ! 初めから穴のない鉢に植えればいいんです. 大きなもので、底穴に栓の出来るものに植えます. そして下から20〜30パーセントまで水を入れておきましょう 欠点は鉢の水量がわからないこと.だいたいの重さで判断しましょう. ハイドロカルチャー用の水位計をつけるのもいい考えです. きれいな花のプランターもいいですが「食虫プランター」ってのもいいものです. この場合底の栓を抜いて定期的に水を交換するのを忘れずに. 食虫プランターのサンプルはこちら→[1][2] をご覧ください(Drosera binata).


ま〜ちょっとしたウラワザみたいなもんです. みんなにやってもらいたいもんだねぇ「食虫プランター」. 大型のモウセンゴケ(Drosera capensisなど)がオススメ.

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